看護師になったきっかけ

看護師

高校を卒業するとき、私はまさか自分が看護師になるとは思ってませんでした。

田舎の町で育った私は、とにかく都会に出たい!

そのためには両親を説得させないといけない!

なので、あまりお勉強が得意でなかったこともあり、

地元よりも栄えている県の適当に選んだ医療事務の専門学校に行こうと決めました。

親元を離れて一人暮らしすることは

18歳の私にとって初めてホームシックを経験する機会となりました。

医療事務の講師の中で、解剖生理を教えてくれる先生が看護師でした。

その先生の話す看護師の話がすごく面白くて

足を切断した青年の話をしてくれました。

「医者は手術すればそれで終わり。だけど、看護師は違うのよ。

本当の意味で患者さんを助けられるのは看護師しかいないの」というその先生の言葉が

宙ぶらりんだった私を刺したのでした。

私もどうせ働くならやりがいのある仕事がいいと思い看護師になることを決意。

専門学校を入学して8ヶ月で退学しました。

それから、看護師になるにはどうしたらいいのか調べ、

片っ端から看護専門学校を受験しまくったのです。

地元では進学校でしたが、落ちこぼれ組の私は

当時のセンター試験(現在では大学入学共通テスト)を受けたこともなく、

数学も英語も現代文もお世辞にも褒められた点数ではなかったのですが、

この時ばかりは高校の時の教科書・参考書を引っ張り出し猛勉強を始めました。

(正直にいうと、女の私が男性に負けないくらい稼げるようになるにはどうしたらいいか。。

医療事務になるより看護師の方が稼げる!という安直な考えもありました。)

看護師の中には、「子供の頃に病気をして看護師にお世話してもらったから憧れとなった」

という人もいれば

「お金を稼げるから」「医療ドラマに憧れて」「医師と結婚できるから」などなど

様々な理由の人がいると思います。

きっかけはどうであれ、この仕事を誇りに思って働けているかが大事だと思います。

いずれにしても、私にとって看護師は天職です。

看護師になると決めて5ヶ月で看護専門学校に受かったのはまた後日の記事で。。

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