看護師になるためのルート4選

看護師

看護師になるためのルートをご紹介。

実際の経験をもとに記載しますので間違ったこともあるかもですがご了承ください。

看護師は令和になってもコロナが終息しても今後も必要とされ続ける職種。

不景気の中でも、就職先に困らず食いっぱぐれることはありません。

AIの革新の中でも職を失うことなく、ある程度の地位が確立されており看護師という職業は今も昔も安定した職業であることは間違いないです。

(こんな職種滅多にないんじゃないかな。)

(その代わり仕事内容はハードと言えるでしょうが😂)

予想よりもはるかに早く高齢社会を迎えている日本にとって看護師という職業はこれからも重宝されていくと思います。

そこで、看護師を目指す人にとってどのルートが1番いいのでしょうか?

看護師(正看護師)になるにはいくつかルートがあります。

1.普通科の高校を卒業して看護大学へ進学 国家資格を取得

2.普通科の高校を卒業して看護専門学校へ進学 国家資格を取得(←私はこれ)

3.5年一貫看護学校(高校と専門学校がくっついているイメージ) 普通科3年+専攻科2年卒業の後 国家資格を取得

4.准看護師→正看護師 (働きながら養成所で2年間 准看護師を取得  その後、2年制の専門学校(合計4年間)の課程を経て 国家資格を取得)  

また、准看護師として7年以上の実務経験があれば働きながら学びやすい通信課程を選ぶこともできます。

私は、田舎で育ったこともあり中学校の頃から父親に「将来は看護師がいい」と勧められていました。

当時の私としてはひとかけらの興味もなく、聞き流していました。

普通科の高校を受験する滑り止めとして、この5年一貫の看護学校を受験しました。

中学の頃は割と成績が良かった私は、5年一貫の看護学校で特待生(授業料免除)の座を獲得したにもかかわらず、あっさりと蹴って普通科の進学校へ進学したのでした。

(この時、まさか自分が看護の道をいくなんで夢にも思わず。正直、親への反発心もありました。)

(このまま看護師になっていたら、一体どれくらい学費と生活費が浮いたんだろう。。

 考えたくない。笑)

やはり、将来的に総収入が高くなるのは 大学卒ルートで看護師になった人

大学では、看護師の他に 保健師もしくは助産師 の受験資格を得ることができます。

助産師か保健師かは、大体大学2年生の時に専攻を決めるのです。

(もちろん、専攻して授業でも実習でも単位を取ったとしても国家試験に合格しなければ何の資格も取れませんが。。)

国公立の大学だと入学費30万円前後、1年間の授業料(実習費込み)50万〜100万円 ×4年間

ざっと合計しても学費だけで250万〜500万円かかる計算となります。

私立大学ですと1.5倍ほどのお値段がかかります。。

それに加え、一人暮らしの生活費や食費もかかってくれば月5万円以上はかかるでしょう。

大学進学は将来的なリターンもそれなりに期待はできますが、国家資格を取るまでの料金も高めと言えます。

結婚したら、家庭に入りたい、将来はクリニック等で働きたい という人にとっては少々勿体無い学費となるかもしれません。

ですが、将来管理職を目指したい、看護研究を行いたい、保健師として役所で働きたい(公務員)など目指す価値はあります。その代わり公立だと倍率が高め。

(最近の少子化や看護師になりたいというニーズの低下を見るとやや倍率が下がっている傾向にありそうですが、、)

2番目に普通科高校を卒業したのちに3年制の看護専門学校を通い国家試験を通るルートです。

私はこの3年制の看護専門学校を卒業したのですが、個人的には学費の費用面も学習内容もバランスが取れたおすすめのルートです。

専門学校は寮が付いているところも多々あります。私が通った専門学校は入学費20万円、

年間の学費が約60万円×3年間 と寮費月3万5千円(洗濯機、キッチン共同 2人相部屋 食堂での2食付き)という比較的リーズナブルな料金でした。※ただし田舎。

看護学生のカリキュラムは法律である程度決められているため多少の特色はありますが学習内容としてはどこも同じだと言えます。

大学へ編入したい人は3年生から大学3年生への編入もあります。(専門学校3年+大学2年)

専門学校に通う途中で保健師を目指したくなった、助産師を目指したくなった、もしくは国公立の大学を受けたけれど落ちてしまい、留年するよりは専門学校に通いつつ編入するという人が多いと思います。

ただ、どのルートを取っても看護師になるには『実習』という試練を乗り越えなければなりません。

実習に関しては他の投稿で詳しくお話しします。

3番目の5年一貫看護学校のルートです。

このルートが正看護師になるためのルートでは最短と言えるでしょう。

なので、順調に学年が上がり無事に看護学校卒業ができれば、20歳で看護師となります。

看護師の世界はこのご時世でもわりと縦社会。他ルートよりも若くして正看護師となれるため、社会に出るのも早い。同級生の中では大学卒業で看護師になったルートと比べると2年先輩となるわけなのでその2年間の経験値は入職した当初は大きく感じるかもしれません。

実習に行くのも3年生からなので、イメージとしては高校3年生の時に看護師としての実習がスタートするというものです。学費面でも普通科高校や大学の費用を考えると割安のルートと言えるでしょう。

学校によっては寮生活のところもあります。

基本給は大学卒業と比べるとやや安くなってしまいますが、この2年分の収入は大きいでしょう。

ただし、長く続けていくとやはり基本給が高い大学卒の方が総収入は多くなると思います。

私の以前の職場では基本給が1万円の差がありました。5年一貫はどうしても高校卒業の位置付けになります。(3年制の専門学校卒業だと専門学校卒が最終学歴。)

あとは、様々な実習生を指導してきた感想としては、5年一貫の看護学生は若い人が多く割と思春期特有の人間関係や恋愛関係(全ての人ではないですよ!あくまで個人的感想です。)で悩んでいる学生さんが多かったかな。

若さゆえの悩みもありますよね。。

4番目は准看護師を取得後に正看護師を目指すルートです。7年間の准看護師の経験があれば働きながらの通信教育が受けられます。

私の通っていた専門学校も通信教育科がありました。割と30〜50代のベテラン看護師さんも多く通っていた印象です。

看護師を目指したいけど学費がない、早く働きたい、一度社会に出たけれどもやっぱり看護師を目指したいという人にとってはおすすめのルートかもしれません。

ただ、国の政策上、准看護師を減らしたいという狙いもあるのかなと感じます、、

正看護師と准看護師の違いはまた違う記事に書きます。

以上、看護師になるための4つのルートを記載しました。

看護師はとても大変な仕事だと思います。私も軽い気持ちで看護師を目指しましたが、特に看護学生時代は体力的も精神的にもきつかったように思います。

しかし、その山を登り切った先には国家資格という宝物と、人生のうちでかけがえのない仲間ができたという事は本当に目指して良かったと思うところです。

もしも看護師に興味があるなら年齢は関係ありません。

その1歩を進むことを全力で後押ししたいと思います。

まとめると、

学費重視→5年一貫の看護学校 もしくは 准看護師からの正看護師を目指すルート

総収入や看護の高み重視→看護大学卒業

バランス重視→専門学校卒業

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